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廃車するときの注意点

■自動車の所有権を確認する
 「普段自分が乗っている車だから」と思っても、いざ車検証を確認してみると販売会社やローン会社が所有者になっているというパターンがよくあります。所有者が自分以外である場合、そのまま廃車手続きを行う事はできませんので、所有者に連絡して所有権を移してもらう必要があります。

■リサイクル料金の支払い
 平成14年に公布された「使用済自動車の再資源化等に関する法律」(自動車リサイクル法)により、自動車を廃車する場合リサイクル料金が必要になります。ただし、平成16年以降の新車は新車購入時に、平成16年以前に購入した車は、それ以降最初の車検時にリサイクル料金をあらかじめ支払っている(預託している)ので、廃車時に再度支払う必要はありません。リサイクル料金を支払った(預託した)事を証明する「リサイクル券」を、廃車時に提出しましょう。

■自動車税・自動車重量税の還付
 自動車税・自動車重量税は通常一定期間分を前払いしていますので、廃車すれば前払いした分が戻ってきます。ただし、期間は1ヶ月単位で計算され端数は切り捨てられるため、前払い分が1ヶ月に満たない場合は還付を受けることができません。そのため、廃車を決めた場合はできるだけ早く手続きを行う方がおトクになります。

■自賠責・任意保険の返戻(へんれい)
 税金同様、保険金も通常前払いしていますので、廃車すれば前払い分が戻ってきます。こちらも1ヶ月単位で計算しますので、1ヶ月に満たない場合は返戻を受けることができません。
 自動車税の還付は自動的に、自動車重量税の還付も廃車手続きと同時に行う形式なので、利用者にとっては「廃車にすれば自動的に税金が戻ってくる」形になりますが、保険金に関しては自ら手続きを行わないと返戻されませんので注意しましょう。